先日、呉市のs様のご依頼にお伺いさせて頂きました。
※投稿についてs様 了承済
てっちゃんは生まれつき「左目」がありません。
てっちゃんの存在は、4年前にあるSNSで知ったそうです。
関西にあるブリーダーさんの情報で、まれに五体満足で生まれて来ない子がおり、状況にもよるが、大概の子は「処分」されると・・・
s様は涙が止まらなかったそうで、二か月間関西のブリーダー情報を集めて、場所を見つける事が出来ました。
幸いにも「見学可能」だったので、s様は翌日に有給を取得し、ブリーダーの元に向かったそうです。
現場は小さな小屋に、所狭しとモルモットが沢山いたそうです。
その横に、同じぐらいの小屋があり外からは見えにくい状況になっていました。
そこは「売れないモルモット」が入る、墓場みたいな小屋でした。
s様はお願いして、見せてもらいました。
その小屋には「えさ箱」も「水飲み場」もありませんでした。
その小屋には1匹(てっちゃん)しかおらず、聞いてみると「てっちゃん」は本日見つかって
昨日までの子(5匹)は処分されたと・・・
s様はその場で泣いてしまいました・・・
s様はブリーダーに交渉して、てっちゃんを引き取れました。
この状況は、犬や猫等にも言える事で今回の件は「氷山の一角」でしかない。
当然、ちゃんと責任を持ってブリーダーをされている方もおられます。
しかし人間の商売で動物達の生死が決まるのは納得いきません。
「ペット」も生き物です。
ちゃんと感情もあります。
偶然とs様の努力で救われた「てっちゃん」
4年間、本当に幸せだったね。
最期もご家族で拾骨してもらい、どん底から最高の幸せを手に入れたね。
心からご冥福をお祈り申し上げます。